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2025.10.23

【連載】NFTを活用して離島にビール工房を創ります(最終回)

鹿児島県の北西に位置する薩摩川内市の離島『甑島(こしきしま)』でNFTを活用し、クラフトビール工房を立ち上げるプロジェクト。このプロジェクトを率いるまつださんに思いや進捗をお届けしていただいたコラムもついに最終回。

クラフトビール工房を立ち上げるプロジェクトはいったいどうなったのか、まつださんに大いに語っていただきます。では、まつださん、よろしくお願いいたします!(MetaStep編集部)

倍苦を越えて、またいつか。

こんにちは!そして、めちゃくちゃ久しぶりの更新になってしまい、本当にすみません。
「倍苦」どころか、プロジェクトが転倒寸前まで追い込まれていました。
でも、だからこそ、今こうしてこの文章を書けていることが奇跡みたいで。
コミュニティの皆さん、島の仲間、遠くから応援してくれた方々、そしてNFTホルダーの皆さんのおかげで、なんとか建物が立ちました。

そして、ついに――酒造免許、取得しました!!!

目次

 倍苦どころじゃなかった!久々の更新、まずは謝罪から

1.酒造免許取得までの「死にかけロード」
2.クラフトビール誕生!初出荷と150人の予約者たち
3.3種類に拡張、飲み比べセットとIPAの予告
4.10月イベント出店へ!ワクワクが止まらない
5.瓶詰め装置の導入とMetaStep編集部への感謝
6.ありがとう、そして「またいつか」──連載終了のご挨拶

の順番でご紹介していきますので、最後までお楽しみ下さい!

酒造免許取得までの「死にかけロード」

酒造免許取得って、もっとスムーズにいくと思っていたんですよ。
でも実際は、待って、待って、また待って。
書類の山に埋もれて、心が折れそうになって。
「倍苦」なんて甘い。これは「無限苦」でした。
それでも、諦めなかった。
この島で、NFTとクラフトビールで新しい物語を作るって決めたから。

 

クラフトビール誕生!初出荷と150人の予約者たち

免許が下りてすぐ、7月に初仕込み。
予約受付を始めたら、なんと150人以上の方が手を挙げてくれて。
9月頭、ついに初出荷。
「美味しい!」って言ってもらえた時、泣きそうになりました。
いや、泣きました。

 

3種類に拡張、飲み比べセットとIPAの予告

今では3種類に増え、飲み比べセットも販売中。
もうすぐIPAもリリース予定です。
(ホップの香り、島の風と混ざって最高です)

NFTを通じて応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
αU marketでは現在もNFTを販売中です。気になった方はぜひ仲間になってください。

2025年10月イベント出店へ!ワクワクが止まらない

初めてのクラフトビールイベント出店が、いよいよ10月に迫っています。
どんな出会いがあるのか、どんな反応があるのか。
今からワクワクが止まりません。

11月にはNコレ京都にも出陣予定。
NFTとクラフトビールの融合を、もっと多くの人に届けたい。

瓶詰め装置の導入とMetaStep編集部への感謝

ちなみに、今回の連載を掲載してくれているMetaStepさんは、瓶詰め装置の導入にも出資してくださっています。

編集部の皆さんにも、心から感謝です。

 ありがとう、そして「またいつか」──連載終了のご挨拶

この連載は今回で一区切り。でも、物語はまだまだ続いています。
クラフトビールは進化し続けるし、島の風も止まらない。

またいつか、どこかで。
その時は、グラスを片手に乾杯しましょう。

ありがとうございました!

建設地に設置したライブカメラでも確認できます!
是非、進捗をお楽しみ下さい!

この取り組みにご興味を持って頂けましたら、αU marketで販売中のNFTを手に入れて仲間に加わって頂けたら嬉しいです!

また、LINEにてオープンチャットを新設し、ビール工房の話だけでなく、こしき情報や裏話などを不定期配信しています。NFTを持っていなくても、誰でも参加できます!ぜひご参加下さい!

最後までお読み頂きありがとうございました!

関連リンク

株式会社Laughing Cubeの代表。薩摩川内市甑島在住。ダーツバー経営、地域おこし協力隊、ビジネスホテル運営などのキャリアを持つ。2022年にカバードピープルのコミュニティに参加。カバードピープルと鹿児島県薩摩川内市とのふるさと納税のコラボレーションを企画・実行した立役者。

松田裕之